健康的で楽なダイエット方法|特定保健指導やメタボ対策に役立つ行動療法 » 2009 » 6月


謎の食中毒、増加中

謎の食中毒?知っていましたか?増加中、短時間で発症し、すぐに回復


新型インフルエンザで、過熱しましたが、今度は、「なぞの食中毒」の話が注目されています。

食事の後に急に、短時間の下痢や嘔吐(おうと)がみられ、原因が特定できない食中毒がここ数年、首都圏や瀬戸内海沿岸、北陸地方などで報告が相次ぎ、昨年度は100件以上、保健所に報告されているそうです。保健所は「再発防止策の取りようがない」苦慮しているそうです。

この謎の食中毒は、①主な症状が下痢や嘔吐②食事の後、発症まで平均4、5時間程度と非常に短い③軽症で、かつ回復も早い、という共通点があります。

保健所などが、残し物や吐いた物を検査して、原因となる細菌や毒素などが検出されなく、原因が「まったくわからない」そうです。

去年の夏に、岡山県の倉敷市保健所が中心となり、瀬戸内海沿岸27府県市に、原因不明の食中毒や苦情事案についてアンケートをしたところ、回答した21 自治体のうち20自治体が「あり」と回答されました。06年度29件、07年度87件、08年度は夏までで32件。2年半の合計では広島県51件、兵庫県27件など が多かったそうです。 さらに今年初め、瀬戸内地区を除いた全国の都道府県や政令市など97自治体に聞いた結果、回答した70自治体のうち54自治体が「あり」と応えました。集計すると、04年度27件、05年度40件、06年度71件、07年度89件と増え、08年度は112件に。地域別の最近3年間の合計で は、東京都52件、千葉県41件、福井県33件などが多かったそうです。ここ2年間で約10件の同様事案が発生した石川県なども昨年末に厚労省に原因の特定を要請しました。今年2月の首都圏の自治体担当者会議でも話題に上ったそうです。

昨年度100件超厚労省調査へ

「食中毒」と断定されなければ、「有症苦情事案」となります。関係自治体では「広範囲で発生している」と、全国規模の調査を国に要請しました。厚生労働省は、国立機関に研究分析を依頼し、事例収集を進めていますが、未だに原因物質が特定できていません。

専門家では「患者数は、1件につき数人から数十人。年間数百人以上になるのではないか?」と指摘しています。通常は、食中毒を起こす細菌は、体内に入って病状が出るまでの時間がもう少し長いのが普通です。 一方、主な食中毒の原因物質も、過去にさかのぼると「原因不明」とされた時代があります。昨年の食中毒のうち患者数が最も多かった「ノロウイルス」は、遺伝子検査が確立したのが、1997年のことです。厚労省は「近年まれにみる発見につながる可能性もあるが、まだ情報不足」とのことです。どうなっていくのか、注目したいと思います。

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2009年6月27日