いよいよ年末モードに入りますね。神戸もクリスマスモードに入ります。
神戸では、今年も恒例の「神戸ルミナリエ」が12月3日(木)~14(月)まで、開催されます!
どうぞ日本でも有数な「幻想的な光の彫刻」を見に来て下さいね!

さて、ここしばらくは「糖尿病治療が大きく変わる」をお伝えしていきたいと思います。
欧米ではすでに発売され、良好な結果を得ている「糖尿病治療薬」が
この12月から日本でもいよいよ登場します。
とっても画期的な薬で、このジャンルの薬が次々と発売されます。
消化管ホルモンを刺激すると、直接血管にインスリンを入れるより
効果がよく、安全性が高いことが、糖尿病患者さんの負担を減らします。
従来の糖尿病治療薬は、どちらかというと病態の進行度と薬効動態を推し量りながら
注意深く投与しないといけなかったのですが、今回から発売されるのは
1日1回で十分なようです。血糖のコントロールが楽に、安全に出来るようになります。
さて初回の話題は、糖尿病のことをご紹介します。

糖尿病は分かりやすく言えば
「血液の糖があまりに濃いので、血液濃度の違いから、糖が細胞の中に入りやすくなり、
その糖が体内のいろいろな細胞に影響を与え、細胞がうまく働かず、
様々な細胞障害を起こすの状態」の病気です。
この状態が長く続くと、いよいよ細胞で構成されるいろいろな組織が障害されます。
神経細胞は一番に来ます。結果、目や手足、腎臓などの毛細血管に走っている
神経細胞を壊していきます。
糖尿病性神経症、糖尿病性網膜症、糖尿病腎症などに進行します。
一方、血管の生理機能も落ちてきます。血管の中の、栄養物質や老廃物の処理も滞り、
結果、動脈硬化を推進させます。そして、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病の悪化。
もっと長い時間、この糖尿病の状態が続くと、脳卒中、心臓病を起こして行きます。
また、血を作る細胞もおかしくなり、免疫機能が低下します。
結果、感染症にたいへん弱くなります。
血が止まりにくくなったり、細胞の再生力も低下します。
いろいろ、不都合を起こしていく病態です。

この状態は、みなさん、ご存知のインスリン作用不足が原因です。
ここで、インスリンの働きについてご紹介します。
インスリンは、血管の高濃度の糖を分解して体内に取り入れるホルモンです。
主として炭水化物の代謝を調整します。
筋肉や骨に、血中のブドウ糖、アミノ酸、カリウムの取り込みを促進して、
末梢の細胞のエネルギー供給の担い手です。
また、タンパク質合成の促進、肝臓における糖新生の抑制、
グリコーゲンの合成促進・分解抑制、脂肪組織における糖の取り込みと利用促進、
脂肪の合成促進・分解抑制などに重要な役割を持っています。
全体として各種の貯蔵物質を作ることを、促進させる働きをします。
また、インスリンは血液の血糖濃度の恒常性維持に重要なホルモンです。
血糖濃度が高くなると、インスリンが分泌が促進され血糖値を下げます。
ですから、糖尿病になるとインスリンを打つというのは、このためです。
インスリンの分泌は血糖値の上昇に依存します。
つまり、糖質(ご飯や麺類・・・)をたくさん食べると
血糖値は上がります。
逆に血液の糖の濃度が低くなると、インスリンはあまり出ません。
その時に、薬としてインスリンを血液の中に入れると、
糖が少ない状態に入れることになるので、たいへんなことになります。
気を失うことがあります。
これはたいへん怖い状況なので、緊急措置として飴玉など持ち歩いて、血中の糖を
維持します。
したがって、糖尿病はその進行度合いで薬なり生活をたいへん、注意しなければなりません。
糖尿病の知識をもって、今どういう状態なのか、どういうふうにしたらよいのかを自分で知っておかないと病状の進行をますます進ませます。
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通常は糖尿病と診断されてから、一昔ですと余命は10年~20年でした。
現在はその進行を遅らせる技術が進歩しましたので、上手くコントロールすると、
ない人とほぼ変わらない生活が出来ます。
来月から日本で相次ぎ発売が続きますが、糖尿病の人に楽に、安全に血糖のコントロールが
出来る時代の到来と言えます。現在のインスリン注射から、この種の薬に変えることが可能です。
もちろん、ご自分がよく理解しないと、十分に恩恵を受けられなくなりますので、
担当医と十分に相談することを、強調して起きたいと思います。
いづれにしても、来月から日本でもその恩恵を受けることが出来ます。
つまり、直接血管の中にインスリンと入れるより、食べて吸収される刺激で分泌するホルモンが
直接型より、倍以上の効力があり、しかも体内でインスリンが要る時だけ働くという画期的なものです。
次回はもう少し、掘りつめてご紹介しますね!
月末くらいなります。すみません。いまこのホームページのリニュアル作業をしてます。
ご期待下さいね!
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2009年11月20日
