健康的で楽なダイエット方法|特定保健指導やメタボ対策に役立つ行動療法 » お腹回り 女性80cmになりそうな雰囲気


お腹回り 女性80cmになりそうな雰囲気

 このほど、札幌医大内科学第二講座の研究グループの発表で、北海道端野・壮瞥町の住民を追跡調査の発表がありました。

まあ! 80cmを越えるとたいへん!

 1994年8月から07年末までの13年間の約2000人の住民健診データを調査・解析し、女性の心血管疾患の発症リスクが「80cm」を境に高まることを突き止めました。

同グループでは、以前に6年間分の調査を発表していましたが、女性は男性に比べメタボな人の頻度が、約3分の1と低い上に、心血管疾患の発症が少ないために、統計学的な有意差をもって言えなかったのですが、今回の解析では、追跡期間を倍に延ばし、データの検出力を高めました。

その結果、女性では腹囲が80cm以上の人では80cm未満の人と比べて、相対リスクが2.3倍になることが有意差をもって示されました(P<0.05)。

まあ! 80cmを越えるとたいへん!

つまり、80cm以上になると、そうではない人より2.3倍心血管疾患にかかりやすくなるということです。要するにメタボの診断で、女性では現在90cmとなっていますが、どうやら80cmとなりそうだ、という発表です。

これは、日本を代表する調査、福岡県久山町研究からも支持されています。丁寧な調査研究から、日本人女性では、腹囲80cmから心血管疾患のリスクになることは間違いないようです。

では、男性は?となると、メタボな人の頻度が高く心血管疾患発症数が多い男性については、すでに久山町研究では90cm以上、岩手県大迫研究では87cm以上、端野・壮瞥町研究では85cm以上の人が、有意にリスクになることが示されています。

日本人男性では85-90cmの間に基準値がありそうです。ちなみに各調査の幅があるのは各調査した集団によって、多様な職業によって生活の多様性があり、背景が大きく違うためと思われます。

また、現在の85cmは、関西の健診データから腹部CTで肥満を確認した人の、お腹周りは85cm以上で、しかも生活習慣病の疾患をもつ人が多くなる分岐点だったという調査を基に、他の調査とも併せて検討され、日本動脈硬化学会や日本肥満学会、日本内科学会など8学会によって05年4月に公表されたものです。

現在の基準値は、診断基準としては正しくないという、多くの意見があります。しかし、もともとは、限られた医療資源で効率よく、早期に対策をすることによって、医療費のムダをなくそうという考えで作られています。特に、重症化する人に早く対策をするための基準値としてたいへん役立つものと思われます。

まあ! 80cmを越えるとたいへん!

女性では80cmから心血管疾患リスクが高くなることは確かであり、“90cmまで大丈夫”と言う考えは間違っていると思われます。女性の人は、お腹回り80cmを超えていたら、自ら改善するようにしたいものです。

 

ホームページ トップに戻る

カテゴリー お役立ち健康行動

2009年10月25日



この記事に対するコメント

お名前(ニックネームでも可) (必須)
 例:太田 博之 

メールアドレス (必須)
 例:lsi@wendy.jp

年齢 職業
 例:30歳 主婦

コメント

その他の記事